新潟県は8月1日、県内86の定点医療機関から7月22〜28日の1週間に報告された新型コロナウイルス感染症の患者数が、1医療機関当たり11・20人だったと発表した。前週(15〜21日)の9・60人から1・16倍となり、4週連続で増加。県は、季節性インフルエンザであれば国の注意報基準(10人)を超える水準だとし、手洗いなどの感染対策を呼びかけている。

 県内13保健所管内別では、南魚沼が18・67人と最多。上越が15・38人、長岡が13・00人、新潟市が8・32人だった。年代別では20〜59歳の働く世代が4割近くを占めた。

 新型ウイルスが感染症法上の5類に移行した2023年も、夏にかけて流行が拡大...

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