
団体戦決勝トーナメント2回戦 チーム唯一の白星を挙げたニャムオチル・トゥルボルド(右)=大分県宇佐市
[インターハイ8月2日]本気で優勝を狙っていた。海洋の先鋒(せんぽう)、ニャムオチル・トゥルボルドの頬には悔し涙が伝った。相撲の団体2回戦。海洋は、準優勝した鳥取城北と対戦し、1-4で敗れ、16強に終わった。「みんなで優勝するつもりだった。悔しい。もうちょっとやれたのかな」とうつむいた。
1回戦を快勝し、迎えた鳥取城北戦。強敵相手に「気持ちを鬼にして土俵に上がった」。気迫のこもった相撲を見せ、今年5月の高校相撲金沢大会で優勝した西村和真を上手投げで下した。「よーし!」。チームは一気に活気づいたが、後が続かず敗退した。
今月中旬に控える全国高校相撲十和田大会で、再び全国の頂点に挑む。トゥルボル...
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