男子準決勝 帝京長岡-昌平 後半、ゴールを狙う帝京長岡のMF水澤那月(中央)=福島県Jヴィレッジスタジアム(写真映像部・金子悟)
男子準決勝 帝京長岡-昌平 後半、ゴールを狙う帝京長岡のMF水澤那月(中央)=福島県Jヴィレッジスタジアム(写真映像部・金子悟)

 [インターハイ8月2日]頂点への道はここまでだった。サッカー男子の帝京長岡は反撃も及ばず、1点差で昌平(埼玉)に惜敗した。「自分たちはまだ甘いし、足りなかった」と主将のDF山本圭晋。銅メダルを受け取るイレブンの顔には、悔しさしか見えなかった。

 出だしで主導権を握られて2失点したが、次第に流れをつくった。前半32分にはMF水澤那月が、DF遠藤琉晟のシュート性のボールを受け止め、左足で沈めた。後半もパスをつないで決定機を築いたが「あと一歩足りなかった」(古沢徹監督)。

 チームは今季、高校生年代の最高峰...

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