パリ五輪陸上女子1万メートル決勝に出場した新潟県妙高市出身の小海遥(21)を応援しようと、同市の総合体育館で8月10日未明、パブリックビューイング(PV)が行われた。午前4時前のスタート時には150人が集合。市内初の夏季五輪選手の力走に「よくやった」「夢と感動をありがとう」とたたえ大きな拍手を送った。

小海遥、初五輪19位「世界との差を肌で感じた」、2025年世界選手権へ決意

 会場には城戸陽二市長や小海の恩師、同級生、後援会関係者らが詰めかけ、大型画面で約30分のレースを見守った。前半、小海が海外勢に食らいつき、先頭集団で走ると、会場は「いいぞ、いいぞ」と沸き「はるか、はるか」の大合唱。終盤は...

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