パリ五輪に向けて、練習する小海遥=東京都内
パリ五輪に向けて、練習する小海遥=東京都内
ストレッチをしながらコーチと話す小海遥=東京都内

 パリ五輪の陸上女子1万メートル日本代表に選ばれた小海遥(第一生命グループ・妙高市出身)が7月8日、東京都内で新潟日報社の取材に応じた。初の五輪に対し「世界を肌で感じ、競技人生がどう変わっていくのか楽しみ」と話した。

 小海は五輪参加資格を得る世界ランキング27位以内を確保し、代表入りを決めた。2位だった5月の日本選手権1万メートルを終えた時点ではぎりぎり圏内の27位。「越されるだろうな」と弱気になりかけたが、可能性を信じ米国のボルダーで高地練習を重ねてきた。

 2023年7月、自身初の国際大会だったアジア選手権で優勝した。同12月の日本選手権1万メートルは自己記録を1分以上縮める30分57秒67...

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