7月26日開幕のパリオリンピック(五輪)では、新潟県関係の10選手が代表に選ばれた。陸上、競泳など8競技で活躍が期待される選手や競技を紹介する。(※年齢は2024年7月26日現在)

陸上日本選手権女子1万メートルで2位に入った小海遥選手=5月3日、静岡県袋井市の静岡スタジアム
陸上日本選手権女子1万メートルで2位に入った小海遥選手=5月3日、静岡県袋井市の静岡スタジアム
◎小海遥(こかい・はるか)2003年生まれ。新潟県妙高市出身。新井中、仙台育英高(宮城県)、第一生命グループ。23年アジア選手権優勝。

■競技 陸上

■種目 女子10000メートル

■決勝 8月10日午前3時55分(日本時間)

 陸上女子1万メートルで、小海遥選手(第一生命グループ・妙高市出身)が初の五輪代表の座を射止めた。

 参加標準記録となる30分40秒は切れなかったが、五輪出場に必要な世界ランキング27位以内を確保した。

 仙台育英高校の2年時には全国高校駅伝で、1区の区間賞を取って優勝に貢献。社会人となって第一生命グループに入社し、ぐんぐん力を伸ばしている。

 初めての国際舞台となった2023年のアジア選手権で優勝を飾った。同じ年の日本選手権1万メートルでは、...

残り379文字(全文:734文字)