
配偶者や同居家族などからの暴力(DV)やストーカー被害などから逃れた女性に、自立した生活を取り戻す準備を進めてもらおうと、新潟県長岡市は一時的な住居施設を設けた。就労支援や新居探しなど自立に向けた支援の中で利用を勧める。強いストレスを受けて傷ついた心身の健康回復を目指す。
NPO法人「女のスペース・ながおか」が、市の委託を受けて運営する。DVやストーカー以外にも、家族関係の悪化といった困難な問題を抱え、自宅に居場所がない女性なども対象とする。子どもがいる女性は同居が可能で、そこから通学させることもできる。被害者が緊急的に避難する「DVシェルター」とは異なり、外出やスマートフォン利用などに制約...
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