
最優秀賞に選ばれた渡邊みのりさん(右)=新潟市西区鳥原
中学生が日頃考えていることを発表する「わたしの主張新潟市地区大会」(新潟市教育委員会など主催)が、新潟市西区の黒埼市民会館で開かれた。9人の発表者の中から、自身の病気と向き合う姿勢を語った坂井輪中3年の渡邊みのりさん(14)が最優秀賞に輝いた。
大会は8月7日に開催され、新潟市内313人の応募から選ばれた出場者たちが発表に挑んだ。ボランティア活動や能登半島地震などを通じた経験や、ニュースで見知ったことを盛り込み、客席に感情豊かに語りかけた。
渡邊さんは「個性」をテーマに発表。心臓の病気があり運動が制限される中、勉強という生きがいを見つけ、「やっと日常生活を楽しいと思えるようになった」と語った...
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