死亡事故が起きた鳥越クリーンセンター＝２０２２年、長岡市鳥越
新潟県長岡市鳥越のごみ焼却施設「鳥越クリーンセンター」で２０２２年、委託業者の従業員男性＝当時（３７）＝が鉄製扉の下敷きになり死亡した事故で、県警与板署が業務上過失致死の疑いで、当時のセンター所長ら市職員３人を書類送検したことが８月２０日、与板署などへの取材で分かった。送検は１９日付。
与板署と長岡市によると２２年１１月、従業員男性がごみをためるピットへの搬入作業をしていたところ、高さ約６メートル、幅約１・８メートル、重さ約７００キロの扉が倒れた。扉は２枚１組で、事故の約３週間前には対になるもう１枚が外れていた。
男性の遺族は２３年８月、扉の老朽化が明らかだったにもかかわらず対策を講じなかっ...
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