
胎内市が基本設計で示した展望台のイメージ図(胎内市提供)
新潟県胎内市で毎年春に開かれるチューリップフェスティバル会場の「長池憩いの森公園」(築地)に、市が高さ約30メートルの展望台を建設しようと構想している。4月末に基本設計が公開され、眺望を生かした観光資源としてランドマーク化し、公園の活性化に生かすという方針が示された。一方で、眺望や予算面などに課題があり、市議らからは意義を問う声も上がる。(新発田総局・小柳香葉子)
計画概要によると、展望台は建築面積75平方メートル程度、延べ床面積450平方メートル程度の鉄筋コンクリート造り。高さは約30メートルで収容人数は約50人とする。エレベーターを設置する場合は15人乗りを想定する。
眺望イメージでは、...
残り710文字(全文:1010文字)