
警察官が扮(ふん)した強盗(右)に対応する局員=佐渡市下川茂
新潟県佐渡市われた下川茂の下川茂郵便局で8月21日、強盗への対処や特殊詐欺被害の防止に向けた訓練が行。本番さながらの緊張感のなか、参加した局員らは緊急時の流れや役割を確認した。
下川茂郵便局員ら約20人と佐渡署員2人が参加した。強盗対策訓練は、犯人役の警察官が「このかばんに金を入れろ」と書かれた紙と刃物を見せて脅すという想定。局員らは、非常用通報ボタンを押したり、男の特徴を覚えたりするなど、それぞれの役割に沿って対応した。
特殊詐欺防止訓練では、警察官が高齢者を演じ、架空の詐欺師と電話をしながら来店。気付いた局員は「ATMで還付金が戻ることはありません」などと粘り強く声を掛けた。
訓練後、佐...
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