
特別養護老人ホーム「朱鷺いろの杜梅津」の外観=佐渡市梅津
移転新築を機に新潟県佐渡市直営から民営に変わる特別養護老人ホーム「朱鷺いろの杜(もり)梅津」が、同市梅津に完成した。延べ床面積は約5200平方メートルで、旧施設「歌代の里」の約1・6倍となり、個室を大幅に増やした。9月1日に開設し、旧施設の入居者を順次移す。
新たな運営事業者は、新潟市などで高齢者施設や保育園を運営する社会福祉法人「勇樹(ゆうき)会」(新潟市東区)。佐渡市の公募に応じ、事業者主体で移転新築した。総事業費は約30億円で、このうち市の補助金は約7億円。
鉄骨3階建てで、定員は旧施設と同じ105人。2階には、従来型の多床室で56人と従来型個室1人の計57人が入居できる。3階には48...
残り414文字(全文:714文字)