2025年春の選抜高校野球出場の参考となる北信越大会出場を懸けた第151回北信越高校野球新潟県大会の組み合わせが8月29日、決まった。大会は60チーム(76校)が参加し、9月6日に開幕する。混戦を抜け出し、石川県で行われる北信越大会への切符をつかむのはどのチームか。ブロックごとの展望を紹介する。

◆Aブロック 実力のある私立勢が上位うかがう

 実力のある私立勢が混戦を抜け出すか。夏8強の北越は経験豊富な富樫琢真、仲川尚汰らが打線をけん引し、得点力がある。関根学園は右横手投げの鈴木興丞が投手陣の柱。失点を抑え、勝ち上がりたい。上越、新発田中央も地力があり、上位をうかがう。夏8強の佐渡、投手力...

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