
最優秀賞に選ばれた太田さちさん=佐渡市千種
中学生が学校や家庭で感じたことや将来への展望などを発表する「新潟県少年の主張大会-わたしの主張-佐渡地区大会」が、金井コミュニティセンター(千種)で開かれた。最優秀賞には「コンプレックスと向き合う」と題し、自身の吃音(きつおん)についての経験を話した両津中3年の太田さちさんが選ばれた。
14校595点の応募から事前審査を通過した14人が8月22日、小規模校で学ぶ悩みや地元の伝統継承、医療格差解消への決意など、さまざまな視点から意見発表した。
幼いころから吃音があったという太田さんは言葉がスムーズに出ないことで周りの目が気になり、積極的に行動することを避けていた。しかし、中学入学後、自己紹介で...
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