
2024年産佐渡米の初検査で、1等米の印が押された米袋=9月10日、佐渡市宮川
JA佐渡は9月10日、新潟県佐渡市宮川の畑野米倉庫で2024年産米の初検査を行った。全体の1等米比率は95・0%で、高温少雨の被害のあった、2023年の初検査時の46・4%を大きく上回った。2024年は朝晩の気温差が大きく、降雨も適度にあったことが要因。わせ品種に限ると、1等米比率は93・4%だった。数日後には店頭に並ぶ。
米不足解消のため、少しでも早く消費者に届けようと、初検査を2023年より3日早めた。検査したのは、わせ品種の「こしいぶき」約24・5トンと「ゆきん子舞」約6・9トン、酒米の「五百万石」約9・6トンの計約41トン。新...
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