
中之島信条クリーンセンターで発生した火災=4月19日、長岡市中条新田
新潟県長岡市は9月11日、4月に火災が発生した「中之島信条クリーンセンター」で、稼働が停止している不燃・粗大ごみの処理機械設備について、稼働再開が2025年8月までずれ込む見込みであることを明らかにした。11日の長岡市議会9月定例会の産業市民委員会で説明した。
火災は「高速回転破砕機」付近で発生した。不燃ごみの破砕処理中に、混入していたリチウムイオン電池(小型充電式電池)が発火したとみられる。破砕機室約120平方メートルを焼失し、機械全体の入れ替えが必要だという。
委員会で平澤秀康環境施設課長は「復旧工事に着手しているが、機械設備の納品に相当な時間を要する」と述べた。
市は損害額を十数億円と...
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