高田世界館が更新したデジタル映写機＝上越市本町６
営業している映画館としては日本最古級とされる新潟県上越市本町６の高田世界館が、映写機などの設備を更新している。資金を調達するためクラウドファンディング（ＣＦ）を行う一方、オリジナルグッズの販売を計画し、売り上げアップを目指す。関係者は「県内外から寄付が集まっている。経営を安定させ、高田世界館のともしびを守っていきたい」と意気込んでいる。
高田世界館は２０１８年に導入した中古のデジタル映写機が２４年４月に故障。約５００万円をかけて新品に入れ替えたのを機に、資金調達と設備更新をすることにした。
目標額は８５０万円に設定し、映写機の購入費用とするほか、老朽化しているスクリーンを新調する。オリジナルグッズは利益を増やすため基本的に自前で製作する方針で、Ｔシャツにデザインを入れるプリンターも導入する。...
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