洋洋の剝製と骨格標本の展示=新潟市中央区女池南3
洋洋の剝製と骨格標本の展示=新潟市中央区女池南3

 中国から贈られ、2023年11月に27歳で死んだメスのトキ洋洋(ヤンヤン)の剝製と骨格標本の展示が、新潟市中央区の新潟県立自然科学館で始まった。佐渡市以外での展示は初めてで、トキ保護活動や日中友好の歩みを感じることができる。10月31日まで。

 洋洋はオスの友友(ヨウヨウ)と共に1999年に贈呈された。日本で最初に人工繁殖に成功した「優優(ユウユウ)」など29羽を巣立たせた。現在、佐渡では野生下で500羽以上が生息しており、全てがこのペアの子孫となっている。

 剝製と骨格標本は...

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