
新潟市街地
自民党総裁選自民党の総裁を決める選挙。任期は3年。自民党が現在衆院で過半数を占めるため、事実上、次の首相が決まる。立候補には党所属国会議員20人の推薦が必要となる。国会議員票367票と党員・党友による地方票367票の計734票を争い、過半数に達した候補が当選。過半数に達する候補がいなければ、上位2人が決選投票に進む。決選投票は国会議員と47都道府県連が1票ずつ持つ。各都道府県連の1票は上位2人のうち地方票が多い候補に充てられる。で石破茂氏が新総裁に選出された9月27日、新潟県内の経済関係者からは「地方の実情に詳しく、地方創生を進めてほしい」と地方経済の活性化を期待する声が相次いだ。防衛、農林水産などの大臣経験者でもあり、エネルギーや食料を含めた安全保障の強化を求める意見も聞かれた。
「物価や賃金の上昇などで上向いている経済状況を維持しつつ、新産業の育成にも力を入れてほしい」
新潟経済同友会の吉田至夫筆頭代表幹事は、岸田政権から続く経済の流れを引き継ぎ、取り組みを加速させるよう期待を寄せた。
データセンターの拡大や人工知能(AI)の活用で電力需要の増加が予想される中、...
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