
ギャラリートークで作品を解説した浦上義昭さん=新潟市西区山田
新潟県長岡市の日本画家、浦上義昭さん(74)の個展が、新潟市西区山田の雪梁舎美術館で開かれている。院展出品作を中心とした日本画をはじめ、水墨画、写生画など多彩な約100点が並び、訪れた人を楽しませている。
日本美術院特待で、新潟日報カルチャースクール講師も務める浦上さんは、2018年の春の院展で外務大臣賞を受賞するなど数々の受賞歴がある。
会場には、同賞受賞作で、ウサギが冬ごもりをする様子を描き、夢想の世界を表現した「遊仙郷」のほか、漁船や仏像、只見線などを描いた、主に白を基調とした大作を展示。飛天を描いた水墨画や草花などの写生画も並ぶ。
初日の9月28日にはギャラリートークがあった。浦上さ...
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