旗手の古俣聖を先頭に入場行進する新潟県選手団=佐賀市SAGAスタジアム
旗手の古俣聖を先頭に入場行進する新潟県選手団=佐賀市SAGAスタジアム
新潟県選手団の旗手を務めた古俣聖=佐賀市SAGAスタジアム
開会式前に行われた新潟県選手団の結団式=佐賀市SAGAスタジアム

 第78回国民スポーツ大会「SAGA2024国スポ」は10月5日、天皇、皇后両陛下を佐賀市SAGAスタジアムにお迎えして総合開会式を行い、本会期が始まった。今年の冬季大会で国民体育大会(国体)から改称されて以降、初の本会期となる。新潟県選手団も笑顔で入場行進し、観客に手を振った。15日まで熱戦を繰り広げる。

 新潟県選手団で開会式に参加したのは、ラグビー、ウエートリフティング、相撲、フェンシングの4競技の選手と本部役員ら。パリ五輪男子フェンシングのエペ団体銀メダリスト、古俣聖(本間組)を先頭に、「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録をアピールする横断幕を掲げながら入場した。

 冬季国スポと水泳、サッカーなど本会期前実施競技を終えた段階で、新潟県の総合成績(天皇杯)は338点で26位。本会期で大きく上積みし、10位台を目指している。

 開会式前に開いた激励会で、新潟県選手団の今西博一総監督(県スポーツ協会常務理事)は「最高の準備をしてベストコンディションで臨み、...

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