2014年から新潟市を拠点に活動し、18年に引退したフィギュアスケート女子の今井遥さん(32)=東京都=は現在、浅田真央さんがプロデュースしたアイスリンク「MAO RINK」(東京都立川市)で、インストラクターとして後進の指導に当たっている。自身の選手経験を生かし、「一人一人の目標に合わせた指導でスケートの楽しさを伝えていきたい」と話している。
今井さんは14年の四大陸選手権で4位に入るなど国際大会でも活躍。新潟市を拠点にしてからは冬季国体(当時)に新潟県代表で出場し、16年には県勢31年ぶりの入賞に貢献した。
引退後は浅田さんのアイスショーを経て、現在はスケート教室とクラブで3歳から74歳まで幅広い年代を指導している。選手を目指す人、運動不足を解消したい人。さまざまな目的を持った生徒がいるが、中には技術を強化したいと海外からの依頼もあるという。
現役だった新潟時代は、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表に決まった中井亜美(TOKIOインカラミ・新潟市出身)も同じリンクで滑っており、...
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