
長岡市長選の投票所。有権者はさまざまな思いを一票に託した=10月6日
10月6日投開票の新潟県の長岡市長選は、現職の磯田達伸さん(73)が新人の高橋宏幸さん(55)を破り、3選を果たした。新潟日報社は投票を終えた有権者に出口アンケートを行い、300人から回答を得た。多くの有権者が磯田市政の継続を選択した背景を、現市政の評価や重視する政策などから探った。
開票結果は磯田さんが5万8696票を、高橋さんが4万1534票を獲得し、得票率はそれぞれ58・56%、41・44%だった。出口アンケートの得票率はそれぞれ58・33%(175票)、41・67%(125票)となり、ほぼ一致した。
磯田市政2期目は、多くを新型コロナウイルスの対応や関連する地域経済対策などに追われた...
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