弥彦村立の保育園と小中学校の施設の在り方を検討する委員会の初会合=村役場大ホール
弥彦村立の保育園と小中学校の施設の在り方を検討する委員会の初会合=村役場大ホール

 新潟県の弥彦村立の保育園と小中学校の施設の在り方を検討する委員会の初会合が、村役場大ホールで開かれた。少子化によって村内の中学生までの子どもの人数は10年で半減すると予測される上、施設の老朽化も進んでいることから、三つある保育園の統合・再編や小中学校の一体化を視野に、保育・教育の方向性と合わせて議論を進める。

 10月11日に開かれた会合では、学識経験者や住民、保護者、保育園・学校関係者ら14人が委員の委嘱を受け、委員長に新潟大学名誉教授の宮薗衛さん(68)が就いた。検討委は2026年3月をめどに、村教育委員会に答申する見通し。

 村教委の小野塚正史教育長はあいさつで「弥彦村は、1小学校1中学校...

残り480文字(全文:780文字)