
高校再編を見据えた学校の魅力づくりなどについて意見が交わされた県総合教育会議=8月30日、県庁
新潟県の花角英世知事と県教育委員会の委員が新潟県の教育課題について意見交換する「県総合教育会議」が8月30日、県庁で開かれた。少子化に伴う県立高校の再編が進む中、魅力ある学校をどうつくっていくかなどを議論した。
急速な少子化により高校の小規模化が進むため、県教委は再編に関する将来構想を当初予定より前倒しで策定している。次期構想は2025年度から34年度が対象で、2024年度中の策定を予定する。
現在は骨子案の段階で、複数の専門高校を統合した「産業高校(仮称)」や定時制・通信制の垣根を越えた「セルフデザインハイスクール(仮称)」の設置検討が盛り込まれている。
県教委側は佐野哲郎教育長ら6人が出...
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