
11月に地元新潟市で最後の試合を控え、抱負を語る里村明衣子さん=新潟市中央区万代3
新潟市西区出身の女子プロレスラー、里村明衣子(めいこ)さん(44)が、2025年4月に現役を引退する。センダイガールズプロレスリング(仙台市)の代表と、米国のメジャー団体WWEのコーチに専念する。11月9日には新潟市体育館で最後の試合を行う。「故郷に錦を飾りたい」と意気込んでいる。
里村さんは1995年、15歳で長与千種さん率いる「ガイア・ジャパン」でデビュー。身長157センチと小柄ながら気迫あふれる戦いぶりでエースに上り詰めたが、ガイアが解散。2006年に自身が中心となってセンダイガールズを旗揚げした。
アジャコングさんらと激闘を繰り広げ、国内を代表する選手と認められるとともに、WWEと選手兼コーチとして契約し、近年はWWEが展開する米英のリングで活躍している。
2025年に...
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