
開志国際-北越 後半、相手守備を突破する開志国際のナンバー8、マイカ・ダヴェタ=長岡ニュータウン運動公園(長岡支社・佐藤勝矢)
[全国高校ラグビー新潟県決勝]相手に行きかけた流れを引き戻すトライだった。立役者となった開志国際2年、ナンバー8のマイカ・ダヴェタは「めっちゃうれしい」と白い歯をのぞかせた。
前半をリードして折り返したが、北越のタックルに苦しみ、後半15分にトライを許した。「悔しかった。やってやろう」。直後の17分、味方のキックオフからボールがダヴェタに回ると、相手の防衛ラインを突破し、そのままノーホイッスルトライ。これでチームは勢いづき、その後3本のトライを奪って、試合を決めた。
フィジーからの留学生。筋力を上げようと、ウエートトレーニングに励み、この一年で12キロも体重を増やした。今回のトライも体を鍛え...
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