佐渡空港の消火救難訓練で、負傷者を搬送する参加者=10月23日、佐渡市秋津
佐渡空港の消火救難訓練で、負傷者を搬送する参加者=10月23日、佐渡市秋津

 航空機事故を想定した消火救難訓練が10月23日、新潟県佐渡市秋津の佐渡空港で行われた。トキエア(新潟市東区)が目指している佐渡と首都圏を結ぶ定期便の就航に備え、関係機関が連携して対応を確認した。

 新潟県佐渡地域振興局が毎年実施しており、2024年は新潟県や佐渡市消防本部など7機関42人が参加した。

 胴体着陸した航空機から火災が発生したと想定。佐渡空港に2024年配備され、従来車の約3倍に当たる2・7トンの水タンクを備えた化学消防車が初期消火に当たった。負傷者を搬送後、応援に来た佐渡市消防本部の消防車と一緒に、航空機に見立てた乗用車に向けて放水した。

 佐渡空港では2014年以降、定期便の運休が...

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