
専門家らが地震や津波について講演したシンポジウム=佐渡市両津夷
地震と津波のメカニズムについて学ぶシンポジウムが、新潟県佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で開かれた。静岡県立大や新潟大の教授らが講演し、地震の仕組みや最新の予測技術などについて解説した。
2大学の共催で10月20日に開かれ、オンライン聴講も合わせて約150人が参加した。静岡県立大グローバル地域センターの楠城(なんじょう)一嘉(かずよし)特任教授が「能登半島地震以降、佐渡付近では小地震が増加している」と説明。ほかに静岡県立大グローバル地域センターの鴨川仁(まさし)特任教授、新潟大の卜部厚志教授らが講師を務め、詳細なメカニズムなどを解説した。
鴨川特任教授は、津波初期波の音波が上空の電子を一掃する現...
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