
料理を盛り付ける子どもたち=28日、佐渡市鷲崎
新潟県佐渡市鷲崎の内海府小中学校で10月28日、地元食材を使った昼食作りが行われた。児童生徒は料理人と交流しながら、身近な海や山の幸の魅力やおいしさをかみしめていた。
地元の自然と食の豊かさを子どもたちに感じてもらおうと、同校が昨年から行っている。鷲崎出身で両津地区で和食店を営む多田好正さん(56)の手ほどきを受けながら、小中学生10人と保護者が調理に取り組んだ。
メニューは、シイラの野菜あんかけやサザエご飯、ワカメのみそ汁、デザートなど6品ほど。ほとんどの食材が地元産で、甘みには砂糖の代わりに佐渡産のハチミツを使用するなど調味料にもこだわった。
子どもたちは主に野菜をカットし、揚げ物は保護...
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