
新潟県庁
新潟県は10月31日、県内の定点医療機関から21〜27日の1週間に報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は1医療機関当たり2・15人で、前週(14〜20日)に比べ1・55倍に増加したと発表した。県は「例年よりも目立って多い」とし、注意を呼びかけている。
全国でも現在の集計方法となった1999年以降で最多の流行状況となっており、厚生労働省が注意喚起している。
マイコプラズマ肺炎は発熱やだるさ、頭痛、咳(せき)などの症状がみられ、解熱後も咳が続くのが特徴。子どもや若者の患者が比較的多い。飛沫(ひまつ)などで細菌感染するため、手洗いやマスク着用といった基本的な感染対策が有効となる。
県内の保健所管内...
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