
関根学園-新発田中央 スパイクを決める関根学園の竹田尊飛=新潟市東総合スポーツセンター
バレーボールの第77回全日本高校選手権の新潟県予選会は11月2日、新潟市東総合スポーツセンターで男女の準々決勝と準決勝を行った。男子は東京学館と関根学園、女子は新発田商と長岡商が決勝に進んだ。
[バレーボール・全日本高校選手権新潟県予選会]攻守に隙なし男子・東京学館、女子は3校が混戦模様
男子の準決勝は、連覇がかかる東京学館が上越総合技術に2-0で勝った。初の全国大会出場を目指す関根学園は新発田中央を下した。
女子は、県高校総体を制した新発田商が上越に、連覇を狙う長岡商は中越に、それぞれストレート勝ちした。
決勝は11月3日、同所で行われ、男女の代表1校が決まる。
◆打倒東京学館へ、関根学園のエース竹田尊飛「自分が流れ呼ぶ」
エースとして決める-。関根学園の2年生、竹田尊飛がチームに勝利を呼び込んだ。
186センチでチーム一の長身。スパイク時には複数のブロックが飛び、エースとして常に警戒され続けた。それでも、高い打点のスパイクで相手のブロックをはじき飛ばし、ブロックアウトなどで得点を量産した。
準々決勝では佐渡をフルセットの末に破り、準決勝では新発田中央にストレート勝ち。いずれも1月の新人戦で敗れた相手で、「1年間の成長を感じた」と胸を張った。
決勝の相手は、6月の県高校総体で敗れた東京学館。相手のブロックにつかまり、スパイクが決めきれず「自分のせいで負けてしまった」。
敗北後、「打倒東京学館」を掲げ練習に打ち込んできた。「今度は自分が流れを呼ぶ。先輩たちと春高に行く」。雪辱を果たし、初の全国切符を勝ち取る。
(運動部・手嶋理)
◆「自分たちは挑戦者」 新発田商、気持ち切り替え快勝
女子の新発田商が...
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