
花角英世知事(右)に中小企業支援施策の充実を求める県商工会連合会の早川吉秀会長(左)=11月5日、県庁
新潟県商工会連合会の早川吉秀会長は11月5日、県庁で花角英世知事と面会し、2025年度の県予算に対する要望を行った。物価高に苦しむ中小企業や小規模事業者への支援拡充、人口減を背景とした人手不足対策の強化、県内各商工会合併後の支援継続などを求めた。
要望書では、物価高騰や労務費の上昇、新型コロナウイルス禍で負った債務負担などが重荷となり、県内企業の倒産は増加傾向にあると指摘。資金繰り改善に向けた施策や、適切な価格転嫁が進むような対策を講じるよう求めた。
また人材確保のため若年層の新潟県内定着に向けた取り組みの充実や、県内商工会の合併が進んでいることを踏まえ、合併後もスムーズに業務が移行できるよ...
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