
新潟県の村上市・胎内市沖の洋上風力発電事業について、地元の関係団体と合意形成を図るための第4回法定協議会が11月7日、胎内市で開かれた。発電事業者の企業連合が初めて参加し、風車38基の配置計画図を公開した=地図参照=。
今回から発電事業者の三井物産、ドイツの洋上風力大手RWEの日本法人(いずれも東京)、大阪ガス(大阪)の3社でつくる企業連合が新たに法定協の構成メンバーに加わった。
会議では、三井物産の担当者が風車の配置計画図を示し、岩船港(村上市)発着の粟島汽船などの航路に影響するエリアに配慮したことなどを説明。発電事業を担う会社を12月上旬に設立することも報告した。三井物産国内プロジェクト...
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