
共和党のドナルド・トランプ氏が返り咲きを決めた米大統領選。米国在住の新潟県出身者は11月7日、「米国人は冷静に結果を受け止めている」などと現地の様子を語り、日米友好関係の強化を求めた。自国第一主義を掲げるトランプ氏。新潟県の研究者は県内製造業へも影響があると指摘する。英会話教室の教師は「異文化交流の継続が重要」と訴えた。
ニューヨーク(NY)県人会の大坪賢次会長=南魚沼市出身=は「周囲にはトランプ氏支持のビジネスマンが多く、当然の結果だと思った」と語る。ロシアのウクライナ侵攻や物価高、不法移民問題などを巡るバイデン政権の政策に、米国内で不満が募っているのが感じられたという。
今後の日米関係に...
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