新潟県は、2024年7、8月の県内海水浴場の入り込み客数が75万6424人だったと発表した。前年より21万2353人(21・9%)減って過去2番目に少なく、新型コロナウイルス禍前の2019年に比べ半減した=グラフ参照=。梅雨明けの遅さや台風が影響した。

 市町村を通じ、計61海水浴場を調査した。月別で7月は、梅雨明けが平年より約1週間遅れて遊泳できる日数が減り、前年比51・9%減の17万3046人に落ち込んだ。8月はお盆期間中に二つの台風が接近した影響で、4・3%減の58万3378人だった。

 地域別では下越が...

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