保倉川放水路周辺の防災まちづくりの検討部会初会合=上越市頸城区百間町
保倉川放水路周辺の防災まちづくりの検討部会初会合=上越市頸城区百間町

 国土交通省高田河川国道事務所は11月13日、保倉川放水路建設予定地周辺の防災まちづくりを考える部会の初会合を、新潟県上越市頸城区のユートピアくびき希望館で開いた。放水路整備後、大きな地震が発生した場合、水路をさかのぼる津波で浸水被害を受ける地域が生じると予想されるため、住民の不安解消へ対策を進めることを確認した。

 名称は保倉川放水路治水対策・防災まちづくり検討部会とした。有識者9人で構成し、土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(茨城県)の小池俊雄センター長を部会長に選んだ。その後、1995年の7・11水害を契機に始まった放水路建設の経緯を振り返り、住民の意見を聞きながら、災害に対...

残り219文字(全文:519文字)