
新潟地裁
新潟県上越市の中川幹太市長が高卒者に対する不適切な発言をした問題で、市民が名誉を傷つけられたとして、上越市の元市議で鑑定人の男性(80)が中川市長に1000円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が新潟地裁(坂本浩志裁判長)で開かれた。市側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
訴状などによると、中川市長が6月、市議会一般質問で答弁し「工場では高校卒業程度のレベルの人が働いている。企業誘致で頭のいい人だけが来るわけではない」との発言は、...
残り333文字(全文:553文字)