市長選で落選が決まり、陣営スタッフと握手する中川幹太市長（左）＝２６日、上越市五智新町
２６日投開票の上越市長選は過去最多の６人による混戦となり、無所属新人の元外交官小菅淳一さん（７３）が初当選を果たした。改革を掲げた現職の中川幹太さん（５０）は不適切発言を繰り返し、市議会との関係も悪化しているとして「市政が停滞している」と懸念する声も多かった。漂流してきた市政を新市長がどう立て直すのか。選挙戦を振り返り、トップ交代の背景と新市政の課題を探る。（３回続きの２）
【連載の前回はこちら】
＜上＞全くの無名から市長へ…小菅淳一氏押し上げた”変革”願う同窓生たち
【関連記事】 ・新人の小菅淳一氏が初当選 6人立候補の異例の選挙戦、現職中川氏ら破る ・混戦制した小菅淳一さん 現職・中川...
残り1323文字（全文：1623文字）
