夢を持つ大切さを伝える難波章浩さん(左)とSANADA選手=新潟市西区寺尾上3
夢を持つ大切さを伝える難波章浩さん(左)とSANADA選手=新潟市西区寺尾上3
中学生に熱く語る難波章浩さん(右)とプロレスラーのSANADA選手
美しい筋肉を披露するプロレスラーのSANADA選手(右)=新潟市西区寺尾上3の坂井輪中学校

 能登半島地震で被災した新潟市西区の坂井輪中学校で、人気パンクバンド「Hi-STANDARD」(ハイスタンダード)の難波章浩さん(54)=新潟市在住=と、新日本プロレスのSANADA選手(36)=新潟市出身=が講演した。全校生約700人を前に難波さんは「やりたいことをまずはイメージする。そのイメージを思いっきり広げ、実現のために努力して」と夢を持つ大切さを呼びかけた。

 坂井輪中は被害が大きかった南校舎を解体し、2、3年生は応急修繕した北校舎、1年生は近くの新通小学校に分かれて授業を受けている。子どもたちを元気づけようと、坂井輪中PTAが11月上旬に企画した。

 バンドでボーカルとベースを務めなが...

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