参院選公示日として有力視される6月22日まで2カ月となった。新潟選挙区は4選を目指す立憲民主党現職の森裕子・党参院幹事長(66)と自民党新人の小林一大県議(48)が名乗りを上げる。新潟県選挙区は改選2議席から1議席になった2016年以降、自民候補と野党共闘候補が僅差の勝負を繰り広げてきた。今回も全国屈指の激戦となりそうだ。森氏は野党勢力をどこまで結集できるかが焦点。小林氏は知名度不足の克服が課題だ。両陣営とも5月の知事選と連動させる構えで本番に向け与野党対決が過熱している。
◆森氏、野党勢力の結集が鍵

昨年の衆院選は県内6小選挙区で野党系候補が勝ち越した。参院選に臨む立憲民主党の森裕子氏も知名度の高さを生かし、勢いに乗...
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