
東京・神保町で扱っていたインドカレーを提供する大野将太さん=長岡市寺泊上田町
カレーの街とも言われる東京・神保町で28年続いたカレー店が、新潟県長岡市寺泊上田町に移転オープンした。スパイシーで、さらさらとしているルーが特徴だ。店主の男性は妻の出身地が長岡市で、「第二の故郷として再スタートしよう」と、寺泊に移住して店を構えた。海沿いの小さな店舗で、こだわりの味を提供する。
店は1995年創業の「インドカレーカーマ」で、東京の店は2023年6月に閉店した。2代目店主の大野将太さん(37)は、妻の美絹子(みきこ)さん(37)と共に24年9月に寺泊へ移住し、10月、観光客らでにぎわう魚の市場通り近くで開いた。8席のこぢんまりとした店内には、スパイスの香りが広がる。
東京の店は、...
残り880文字(全文:1181文字)