花にまつわる作品が並ぶ小林古径記念美術館のコレクション展=上越市本城町
花にまつわる作品が並ぶ小林古径記念美術館のコレクション展=上越市本城町

 新潟県上越市本城町の小林古径記念美術館で、花が描かれた絵画や工芸品70点を紹介するコレクション展が開かれている。担当学芸員の上村聡子さんは「モノトーンの冬に色鮮やかな花の作品を鑑賞し、明るい気持ちになってほしい」と話している。

 コレクション展は「花にまつわる物語」と銘打ち、三つの展示で構成。日本画、洋画、版画など技法によって異なる表現の違いや、工芸品の文様のバリエーションが鑑賞できるほか、花の意味が中国の故事と日本に伝わった後とでは異なることも紹介。写真作品は、見る人の自由な解釈に委ねようと解説を付けずに展示している。

 3月9日まで。一般510円、小中高校生260円。市内の小中学生は無料。月...

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