加茂湖の重要性に関するアンケート結果の報告会=佐渡市両津夷
加茂湖の重要性に関するアンケート結果の報告会=佐渡市両津夷

 加茂湖を観光やレジャーへの有効活用につなげようと、上智大学(東京都)が新潟県佐渡市で住民と観光客を対象にアンケートを実施し、結果の報告会を開いた。湖岸に飲食店や遊歩道を整備することが、観光客や住民の訪問意欲を高めるのに有効だとのまとめを発表した。

 加茂湖は県内最大の湖だがレクリエーションに利用する住民は少なく、観光資源としても十分に活用されていない。そこで上智大学は佐渡市などと連携し、観光客、両津と新穂地区の住民を対象に8〜10月にアンケートを実施。計1505人が回答した。佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で12月7日、市民ら約40人が参加し上智大大学院の柘植(つげ)隆宏教授が結果を報告した。

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