
「くびきの商工会」発足に向けた合併契約書の調印式=12月10日、上越市大潟区
新潟県上越市の大潟、吉川、頸城、名立の4商工会が12月10日、合併契約書に調印した。2025年4月に「くびきの商工会」として新たなスタートを切ることが正式に決まった。
4商工会は頸北地域などの4区をエリアとする。県の財政危機に伴う補助金減額を受け、23年に合併検討協議会を設置。24年6月の基本協定書調印を経て合併推進協議会に衣替えし、協議を進めてきた。
合併後は大潟区に本所を置き、他の3区には支所を設ける。会員数は約520人。式典では各商工会長が契約書に調印し、推進協の平原正雄会長(頸城商工会長)が「社会・経済状況の変化に対応した経営支援に取り組む。地域に貢献し、信頼してもらえる商工会を目指...
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