
新潟少年学院の在院生が作った野菜や陶器を販売した「御山のマルシェ」=アオーレ長岡
新潟県長岡市御山町の少年更生施設「新潟少年学院」が、在院生に社会とのつながりを感じてもらう取り組みに力を入れている。在院生が学院内で作った野菜や陶器を販売する「御山のマルシェ」を年2回、アオーレ長岡で開催。在院生は販売を担うことはできないが、手がけた物が地域の人に届くことで、やりがいを感じるとともに、出院後の地域での生活を思い描いて作業に当たっている。
学院には12月18日現在、42人が在院する。取り組みは2022年に始め、在院生は販売する野菜や陶器の種類を考えた上で栽培や制作をし、袋詰めなどの販売準備も手がける。マルシェは7、11月に開催している。
6回目となった11月下旬のマルシェでは、...
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