
新しくなったゴンドラで乗客の救助方法を確認する頸南消防署員ら=妙高市田切
新潟県妙高市の頸南消防署は12月13日、本格的なスキーシーズンを前に、妙高高原スカイケーブルの駅舎(田切)でゴンドラの乗客の救助訓練を行った。10月にゴンドラが一新されたことから実施。ゴンドラ上部から室内に入り、乗客を救出するまでの手順を署員ら10人が確認した。
訓練は停電でゴンドラが停止し、予備のエンジンも使えなくなったと想定。器具を使ってケーブル伝いに人力でゴンドラに近づき、上部から中へ入って乗客役の署員を降ろした。
頸南消防署の三浦功署長は「実際の救助は強風や雪といった過酷な状況での活動になる。早く救出できるようにスキー場と連携したい」と語った。
スカイケーブルのある赤倉観光リゾートス...
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