
新潟県南魚沼市と湯沢町が共同で建設する新ごみ処理施設について、南魚沼市にある現施設の隣接地での建設合意を地元住民から得たことが12月20日、分かった。この日開かれた市議会12月定例会の本会議で、林茂男市長が報告した。2027年度着工、30年度の完成を目指す。
建設予定地は、南魚沼市島新田の現ごみ処理施設「市環境衛生センター 可燃ごみ処理施設」の隣接地約9400平方メートル。市では、21年に新施設建設を前提とした「基本合意」を地元の島新田区と締結したが、最終的な建設を認める「建設合意」を得ておらず、協議を続けてきた。
市によると、12月19日夜に島新田の住民による総会が開かれ、建設への合意が可...
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