
少子化を踏まえた県立高校の将来構想を打ち出している新潟県教育委員会は上越市内で説明会を開き、2034年度までに上越地域3市で募集学級数を25年度比12学級減の27学級に縮小する案を示した。
将来構想は、中学校卒業見込み者数の減少を踏まえ、34年度には全県の県立高の数が25年度比22校減の64校になるとしている。上越地域の中学卒業見込み者数は34年度に1557人となり、25年度の2110人から553人減ると推計されている。説明会で県は、上越地域の将来の学校数は示さず、統合を含めた再編整備の在り方について今後検討を進めるとした。また、定時制・通信制の仕組みを基にオンラインも活用して生徒が自分に合...
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