
2025年度から10年間の新潟県立高校の将来構想策定に向けた有識者会議が11月27日、新潟市中央区で開かれた。県教育委員会は中学校卒業見込み者数の減少を踏まえ、県立高校の数が25年度の86校から、34年度に22校減の64校になるとする将来構想案を示した。県民からの意見を聞くため、県教委は12月に構想案の説明会を開く。
県教委は、34年春の中学校卒業見込み者数が1万3928人で、25年度の1万7782人から3854人減ると推計。それに基づき学校数を試算した。
県全体の募集学級数は、34年度に225学級となり、25年度の314学級から89学級減る見込み。
県内を六つに分けたエリア別の募集学級数は...
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